思い出から見る2019年のマイ・アイドルシーン

思い出から見る2019年のマイ・アイドルシーン。

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・1月28日 校庭カメラガールドライ ニューアルバム「Dawn by Flow」リリース記念先行発売イベント(校庭カメラガールドライ/校庭カメラガールアクトレス&園田あいか)@TOWER RECORDS渋谷店B1F  CUTUP STUDIO

「Dawn by Flow」の収録曲の中では最後に披露された曲となった「Speed Test」が初披露されたイベント。「Speed Test」が披露されるのをずっと楽しみにしていて、「Speed Test」がこのイベント前日の自分が行けない福岡ツアーで披露されないかとヒヤヒヤしていたが、ツイッターに上げられたセトリを見る限りは福岡では披露されていないことがわかりほっとしたのを覚えている。

「Speed Test」のイントロがかかったときは本当にうれしかったし、最高だったのでめちゃくちゃCDを買った。

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・2月2日 "Magic dance Room" in OSAKA/DAY1 (校庭カメラガールドライ/WEAR/校庭カメラアクトレス)@北堀江club vijon
・2月3日 "Magic dance Room" in OSAKA/DAY2 (校庭カメラガールドライ/UNDERHAIRZ/o.a 校庭カメラギャル)@club STOMP

翌週の2月11日でウテギャ(校庭カメラギャル)現体制が終了というアナウンスがあったため、どうしてもウテギャを見たくて大阪まで見に行った。ウテギャは入場時にオタクの尻を蹴って回っていたと聞いていたが自分は体験したことがなく、このとき初めてウテギャがオタクの尻を蹴って回っているのを見て、これが本物かと感動した。

このときの対バン相手はどちらも初めて見るグループであったがどちらもよかった。たらちゃん(らみたたらった)の卒業ツアーということで、対バン相手はたらちゃんの希望を聞いたものであった。WEARは西成を拠点とするアイドルらしくオタクの元気が良かったし、UNDERHAIRZはこういうものもあるんだと新しいものを見つけた気分になって、下品なリリックが乗った異様にカッコいいトラックに笑っていた。

UNDERHAIRZは「リトマネン・スケベッチ・オナゴスキー」と「マネー」が好き。音源欲しい。



この日は人生初の夜行バスで東京に戻ろうとしたのだが乗車時間を間違えて夜行バスに乗れず、結局ネカフェに泊まって翌日新幹線で帰ることになった。そういうことでまだ夜行バスに乗れたことがないので、早く1回は夜行バスに乗って、新幹線のありがたみにもっと感謝できる身体になりたい。

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・2月16日 "Magic dance Room"in ENOSIMA(校庭カメラガールドライ/skillkills/マイケルJフォクス/珍盤亭娯楽師匠/MELLOW MELLOW)@江ノ島OPPA-LA

江ノ島OPPA-LAは江ノ島の陸繋砂州の付け根辺りにあるライブハウスで、辿り着いた時にはこんなにもロケーションも雰囲気も良い箱が存在するのかと驚いた。動画では以下の動画で何回も見たことがある場所であったが、その動画は昼に撮影されており、今回は夜だったので印象はかなり違っていた。


また、このとき自分はMELLOW MELLOWを初めて見ることになった。江ノ島OPPA-LAはステージがなく、演者は床に直に立ってパフォーマンスをする。MELLOW MELLOWは全員背が低く、身長がオタクの肩の高さにも満たないぐらいであり、当時はとてもふわふわしたかわいらしい「君にタップ」の衣装を着ていたため、目の前に現れたときは「子どもが出てきたけど場所や時間は大丈夫なのか?」と思ってしまった(実際はそこまで幼くはない)。しかし、ステージが始まるととても良かったので、見た目とやってることのギャップで非常に面を食らったのを覚えている(しかも良くわからない事務所の良くわからないアイドルグループだと思い込んでいたため、大した期待をしていなかった)。

今思うと「君にタップ」の衣装は最高だったので、もう一度「君にタップ」の衣装を着てパフォーマンスをしているMELLOW MELLOWを見たい。

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・2月17日 緊急開催!コウテカ3謎のカラオケ大会&いちご狩り&チル(校庭カメラガールドライ)@代々木公園

前日の江ノ島OPPA-LAでのツアーの後に、「オフ会したら来ますか?」みたいなノリから開催が決定したイベント。最初はカラオケボックスでのイベントを予定していたが、突然代々木公園での開催になった。

いちご狩りはいちごの形をしたチョコを拾うというイベントで(目を離しているうちに開催されていたのでよくわかっていない)、カラオケ大会はメンバーが数曲を歌っていた。

カラオケ大会で歌われたウテギャの「全然分かってないくせに分かってるぶってるおじさんウザい」は、ステージはなく、ポータブルスピーカーからのトラックだけの歌唱で、いままでこういうのをみたいなと自分がずっと思っていたステージそのものだったのですごく満足した。

チルは本当になんでもありで、やる気さえあればメンバーと一生話せてたし、写真も撮れたりしで、他の地下アイドルの物販と比較したら確変モードのようだった。実際はそんなことをしているオタクはおらず、みんなほどほどで、チル後の物販はチル時とできることは変わらないのに、全員お金を払ってチェキを取るし、参加者は全員オタクらしいという意味でいいオタクだった。

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・2月23日 校庭カメラガールドライ 「Dawn by Flow」 インストアイベント@TOWER RECORDSセブンパークアリオ柏店

らみたたらったが加入していた当時の体制では最後の曲となった「Changes」を初披露したイベント。この曲はトラックに校庭カメラギャルの「ギャルドリーム」を使用している。「ギャルドリーム」も最初は既存のトラックを使用していて、THINK TWICE & DAVID RYSHPANの「The Robe」を使用していた。このトラックをサンプリングをしている曲にNujabesの「Feather」があるが、自分がこの曲を見つけたのは家でSpotifyをランダム再生しているときで、「なんでSpotifyでウテギャのトラックが?!」と驚いた覚えがある。また、先日ラーメン屋の有線で「Feather」が突然流れ始めたときもビクッとした。






初披露時の「Changes」はリリックが固まっていなかったらしく、「ギャルドリーム」のリリックの「あの時の Womb とは全然違う」がサンプリングされていた。そのことをツイートしたらきゃちまいはーに「リリックをちゃんと聴いていてびっくりした」と言われて、聴き間違いじゃなかったことは確認できた。それと同時に、アイドルのライブの動画撮影が基本的に禁止されているのはもったいないと感じた。

コウテカ(校庭カメラガールドライ)はメンバー交代の度に、メンバーに合ったフローをつけるためにリリックの書き直しがなされていた。トラックが変わることもあった。リリックとトラックはどの時代のものも最高なのだけれども、音源に残るのは結局最初にリリースされたバージョンのみになってしまっていて、それが悲しかった。

いつでも動画撮影可能にした場合、映像を売りにくくなったり、ライブ中の観客の動きが鈍くなったりしてライブがつまらなくなる可能性もあったりで難しいと思うけれども、残せるものは残した方が後々も今今もプラスになると思う。そう思いたい(そう思うと運営が全現場動画を撮影してYouTubeに上げていたStereo Tokyoはすごかった)。

ただ、コウテカとウテギャは撮影可能だった時代もあるので、YouTubeで探せばそれなりにバージョン違いを見つけることができる。今でもたまに動画を見ていて「ここのリリックいつもと違うな」というのがあるので、これからも見つけていきたい。

また、バージョン違いではないが、コウテカは曲間をDJのようにmixでつなげるので、曲がつながる感覚を味わえるのも、ライブがない今ではライブ動画を見るしかなくなっている。Movin'からSeek、Inner ColorからLil Tomte、Lovin' flash da Bagdadのつなぎなど、感覚を忘れないようにたまに動画を見たい。

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・2月24日 緊急開催!コウテカ3チルアウト(校庭カメラガールドライ)@代々木公園

たらちゃんがソロ曲の「Purple Head」のリリック通り、「ブラックのフクロウのバックパック」を私物で使用しているのを見て感動した。3月2日開催のミュージックパーク〜Girls&Music Theater〜でもこのバックパックを使用しているのを見かけて、実際の行動を歌うのってカッコいいなと思った。

また、オタクの関係ないところでも自分の知っている人がこのバックパックを使用しているのを見たことがあり、そのときはほっこりした気分になった。


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・3月24日 つりビットラストライブ〜Sail Away〜@マイナビBLITZ赤坂

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・5月17日 Next Music From Tokyo vol.14(imai/神々のゴライコーズ/校庭カメラガールドライ/ステレオガール/TAMTAM)@The Rivoli

「Toronto Lot」の「言葉が通じない街」というリリックを、"coffee"の発音が悪すぎてコーヒーの注文ができなかったトロントで聴いたときはガツンと来るものがあった("coffee"を発音できないのは英語を勉強してくださいという話)。以下のツイートで「Toronto Lot」のリリックがトロントで書かれたということは知っていたので、この歌詞はこういうことかという追体験ができたのがよかった。


ライブの雰囲気としては、フロアの広さはLIQUIDROOMくらいはあって、来場者数はトロントは多くの人が詰め掛けて、モントリオールとバンクーバーはそれなり人数と言った感じだった。開演時間は21:00くらいからが多く、夜中の26:00くらいに終わるのが多かった(昼間は昼間で全力で観光しているので後半は眠かった)。トロントのライブハウスでは身分確認があり、パスポートを宿に忘れてきたときはコウテカに間に合わないと思い泣きそうだった。その他バンクーバーでは青SHUN学園カナダ校からビラをもらったり、飛行機の便が日本を出るときから日本に戻るまで出演者とほとんど同じであったりと色々なことがあって楽しいツアーだった。


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・7月14日 END.(ReLIeF)@SOUND MUSEUM VISION

あの場にいた人なら誰にとってもあの日はStereo Tokyoの清算日だったと思う。

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・7月23日 WHY@DOLL レギュラー公演〜Two sides glowing up〜vol.8@渋谷Glad

7月17日の活動終了発表後初めての定期公演。ついこの間まで「開演後ドリンクを取って来ても最前」、「普通なら3列目の位置にいるのに最前」とか言って小馬鹿にしていたのに(失礼)、この日からは毎日ぎゅうぎゅうのGlad定期公演だった。

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・8月24日 コウテカ3の無人島サバイバルバーベキューチル at.猿島(校庭カメラガールドライ)@うみかぜ公園

ツイッターではきゃちまいはーとうぉーうぉーとぅーみーだけをフォローしており、酔ったぱちょとんぱに近くにいたオタクに対して「こいつわたしだけフォローしてなくてムカつく」と言われた。

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・9月8日 MIC RAW RUGA(laboratory)定期公演「HIGH-HO vol.8.5」@渋谷club NOSTYLE

オープニングBGMが「人間発電所」「証言」で、他のオタクが反応していたのに、自分は「証言」は反応できたけれど「人間発電所」を知らなくて反応できなかったのが恥ずかしかった(「証言」は校庭カメラガールツヴァイの「TOKYO Terror」でリリックをサンプリングしているので聴いていた)。他のオタクが「(「人間発電所」は)日本人なら全員歌えるでしょ」と話しているのを聞いて、クラシックを抑えておくことの大事さを再認識した。

また、MC中のBGMがライムベリー1stワンマンライブの告知動画のBGMと同じで、この動画を当時何回も見ていた自分は当時のことがフラッシュバックしてきてしまって一回フロアを出てしまった。結局このBGMはこのときだけの特別バージョンというわけではなく、毎回のMCで使用されていることが後でわかるのだが、当時は知らなくて驚いてしまった。

この日に初めてMAGIC PARTYを聴くことができた。


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・10月13日 全感覚祭@TSUTAYA O-EAST

Tohjiはカリスマだと思った。ステージ上からの雰囲気で今まで一番気圧された。

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・10月26日 SPOOKY PUMPKIN 2019〜PURO ALL NIGHT HALLOWEEN PARTY〜@サンリオピューロランド

コウテカにとって解散ライブ直前となったイベント。前売り券で入るよりも当日券で入る方がプレイガイドに払うお金を少なくしてアーティストや箱に払うお金を多くできる理論でチケットを直前まで買わずにいたらチケットが完売してしまっていた。この年の3月にあった、コウテカたらちゃん卒業直前の対バンイベントもチケットを買わずにいたら売り切れてしまっており、ものすごく後悔をしたはずなのにあれから何も進歩していない自分に呆れて少し笑ってしまった。結局他の人の助けを借りることでチケットを手に入れることができた。その説はありがとうございました。

また、チケットを買えなそうなだけで済んだらまだよかったのだが、今回のイベントは入場時もかなり大変だった。入場時間にその場に居合わせなかったので正確な時間はわからないが、入場が開演の30分前に始まり、入場のチケット確認や荷物チェックの手際が悪かったため開場からかなりの間入場することはできなかった。このイベントは毎年開催されているが毎年入場の手際が最悪らしく、次回どうしてもこのイベントに行かなければならないことになったら絶対に注意して早く行きたいし、知ってる人が行くことになったら早く行くことを絶対にアドバイスしたい。最終的にはなんとかコウテカのステージに間に合うことができ、諦めないことの大切さを知ることができた。

加えて、7月の加賀温泉郷フェスぶりにラブリーサマーちゃんを見ることができたが、ジャムが最高だった。11月のワンマンでも同様のことをしようとしていたが盛り上がりがイマイチで、ワンマンより対バンで集まる客のほうが熱量があるときもあるのかと思った。シチュエーションや流れもあるかもしれないと思うけれども。

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・11月24日 WHY@DOLL 「ラストライブツアー〜We are always here for you〜」@浅草花劇場

2部は5列目くらいから見ることになったのだが、周りはおそらく北海道のロコドル時代のオタクに囲まれての鑑賞になった。北海道時代の曲と思われる曲のときの盛り上がりはすごく、メジャーデビュー以降の曲しかわかっていない自分は圧倒されてしまった。

また、そのときに思ったのは、北海道時代のほわどる(WHY@DOLL)のオタクをしていた人は、東京に出て作風も変わってしまったほわどるをどう受け止めていたのだろうかということである。北海道時代の曲も東京時代の曲もどちらも違う良さがあるけれども、自分が好きなものが遠くに行ってしまった上に変化してしまったら、自分だったら受け止めきれない、と思う。

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・12月12日 ぐるぐるアフターパー↑ティー↑〜あーやん盟友大集合SP〜(へっぽこーず/ATOMIC MINISTRY/カイ/レーレ/出演者コラボ/グーグールル)@大塚Hearts Next

出演者コラボ(朝倉みずほ/柳沢あやの/カイ/仮眠玲菜/藤城アンナ)の「UNDO」「the Edge of Goodbye」では完全に後ろ髪を引かれきられて、かつてのベルハーがいた日々に戻った気分になった。出演者ラインナップの時点で「ベルハーをするだろう」という期待は抜群だし、そう思って来たオタクがほとんどだったと思う。自分もその1人だった。

そのかいあってか曲が掛かった時のフロアの熱量(イントロ即悲鳴)は当時を彷彿とさせられたし、曲中に後ろから肩を叩かれてリフトをしたときには「この感覚懐かしいな」という気持ちになった。追加で「rainy dance」「Starlight Sorrow」を掛けられたら思い入れに完全に潰されてた。2曲で終わらせてくれてありがとうございました。もっと聴きたかった。

また、へっぽこーずがFISHMANSの「いかれたBaby」を披露していたが、この曲を自分が知ったのは2年前の目黒鹿鳴館ストロボダンスでへっぽこーずが「いかれたBaby」を披露したのがきっかけだった(ベルハーの写真集発売イベントで、今回と同じように卒業メンバーが「夏のアッチェレランド」「asthma」を披露。コラボに死ぬほど満足して天一を食べて帰った記憶がある。)。その後「いかれたBaby」にハマって毎日聴いていたのを曲中に思い出していたが、それが2年前の出来事だと気づいた時には時間が経つのは早いなと再認識させられた。

加えて、ストロボダンス2の日には学園祭の運営スタッフをしなければならなかったが、どうしてもex.ベルハーが見たくて友人に運営スタッフを代行してもらったのを思い出した。自分でも半分運営スタッフをしたが、雨が強くてとても寒い日だったのを覚えている。

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・12月17日 「Rocket Fes vol.57」〜星降る夜の贈り物〜(ポニカロード/回せ!グルーヴ開発部/O'CHAWANZ/SUMMER ROCKET)@LOFT HEAVEN

足を運ぼうと思ったきっかけは、O'CHAWANZのツイートで回ってきたから、入ったことのない箱だったから、ドリンク代だけだったから。箱は小奇麗で雰囲気はよかった。

印象に残ったのは回せ!グルーヴ開発部。SEと1曲目の「%」が自分が好きな感じでいいなと思っていたら、2曲目が「今夜はブギー・バック」だった。「今夜はブギー・バック」を安易に披露されるのは嫌悪感しかなかったので「終わった終わった」と思っていたら、グループのコンセプトに沿ったmixがされていて最後には笑顔になっていた。良くないことは既存の良いものをそのまま使おうとする姿勢であって、良いものを利用して良いものをつくろうとする姿勢は良いことと認識させられた。

また、WEB記事を読んでいたら今年のマイベスト3曲に回せ!グルーヴ開発部の曲を挙げている記事があって、自分が知名度があまりないと思っているグループでも、聴いている人は聴いているんだと感じた。





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